カーネギーの本は「話し方入門」に続いて2冊目。
人を動かすために必要なポイントや考え方をわかりやすく整理して説明している。


人を動かす/デール・カーネギー

具体例が多くて、どういう場合に有効だったかがわかりやすかった。
もちろん一つ一つは適切なタイミングで適切に使うから有効なのであって、
そのまま信じて使いこなせるようなものではないのだけれど、引き出しが多くて色々試してみることができるのは良いことだと思う。

特に心に残ったのは、北風と太陽の話。
北風のように厳しく言って人を動かすのではなく、穏やかな態度で人を動かすということ。
実践するのは難しいけど、できたらすごく素敵だと思った。

結構ボリュームがあるのでなかなか読み終える(聴き終える)のに時間がかかるけど、
これはまた読み返して、ことあるごとに参考にしたいと思った一冊。
個人的には「話し方」の方より共感度合いが高かった。